アリアンツ・パートナーズ ジャパンでは、業界をリードするグローバルカンパニーとして、質の高いサービスの提供に留まらず、開かれた社風、そして文化的なダイバーシティの推進という環境を重んじています。

社員はこのような環境のもと、個人の能力向上に関して、70%は経験から、20%が実践を通して、そして、10%を教育から培うという考えのもと、様々なツールと研修等で個人の能力向上に努めています。素早い変化に対応することのできる適応能力を持ち合わせている方、新しいことに対してイニシアチブの取れる方、広い視野でチャレンジングなことに進んで取り組んでいける方を歓迎し、人材育成の側面からも、全社員がそれぞれの業務で活躍できるよう目指しています。

当社では「幸せでやる気にあふれた従業員こそが、お客様の信頼にお応えすることができる」との信念のもと、人材を真の「人財」(実務能力と人間性を兼ね備えた人材)に育てるというコンセプトに基づき人材開発を行っています。

そのために、オペレーターの業務研修はもちろんのこと、バックオフィスや管理部門を含めた全社員に対して、単に一般的な社員教育にとどまらず、広範で多彩な研修プログラムや取り組みを行っています。

当社は、お客様視点を重視した人材育成カリキュラムを実践しています。新入のオペレーターは、基礎研修を2日間(延べ16 時間)受講し、「アリアンツ・パートナーズ ジャパン品質」を理解します。

この研修は、プロのオペレーターに必要な資質や知識・スキルを身につけるとともに、電話を通してお客様に感動を提供することの意義深さの理解を目指しています。

続く「業務研修」では、お客様の信頼を得るプロに必要な知識を、分野別・段階別に、180時間のカリキュラムで身につけます。商品知識だけでなく、クライアント様の企業理念、歴史などを学び、大切なお客様との接点に立つことへの責任と誇りを自覚してもらうとともに、商品への愛着やクライアント様への敬愛心を育みます。

各種研修の筆記・実技試験の合格基準に達すると、オペレーターは顧客対応チームへ配属されます。

配属後も、的確なソリューション提供を維持するための業務知識テストや各種研修と指導により、オペレーター一人一人のスキルアップを継続してゆきます。

これらの業務テスト・対応評価で高いパフォーマンスが認められたオペレーターは、「Gold」「Silver」「Bronze」の称号が与えられ表彰されます。

社内メイン通路にはその栄誉をたたえ写真が掲示されて、社員や来社されたお客様にもご覧いただけるようになっています。

さらに当社では、お客様の思いに寄り添う力を養う一環として、高齢者福祉施設で介助のお手伝い をするホスピタリティ向上プロジェクトを組み、オペレーター自らが「心で感じる」気付きの機会を設けています。

この取り組みは福祉施設の入所者の方々からも大変ご好評を得ており、社内の人材育成のみならず地域貢献にもつながっています。

女性や若い従業員を含め、生き生きと働き、活躍できる「人財」を育成するために、階層別プログラムおよびモチベーションアップと自己実現サポートのためのプログラムを推進しております。

当社ではビジネス・スキルとして求められる能力を大きく「企画立案力、コミュニケーション力、実行力、指導育成力、改革・改善力」の5つに大別し、それらの能力を高めるために一般社員層から上級管理職層に至るまで、それぞれの層に求められる研修プログラムを提供しています。

また、中堅管理職層に対しては、「課長会・調査役会」の開催・運営を通じて会社全体に対しての改革・改善を部門横断的に考える機会を提供しています。

さらに、次の中堅管理職層を担う層に対しては、自らの業務や所属部署由来の発想だけではなく、もっと大きな視野・視点で物事を考えることができる人材を育成することを目的として複数のコースから成る「主査・主任育成プログラム」を実施しています。

当社では、顕著な成績・成果を出した社員を表彰する優秀社員賞制度を設けています。

会社が期待する社員像を他の社員が具体的にイメージし、日常業務に励むことができることを目的としています。

また「360 度多面評価制度」を能力開発・指導育成のツールとして導入し、自己理解を深め、自身の能力開発のポイントを明確にするための客観的資料として活用しています。

さらに、語学試験の受験勧奨はもとより、「通信教育補助金制度」を通じて、社員の自己啓発をサポートしております。職場環境やモチベーション維持の阻害要因ともなるハラスメントの防止を含む人権教育を徹底して行っております。